脚・膝の痛み
脚の痛みに悩んで来院される方が年々増えています。特に膝や足首は、負荷がかかりやすい部位として知られています。 「ちょっと痛いぐらいだから」と放置していると、段々と痛みが増してきて日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。また、痛みがある部位をかばっていると、今度は他の部位に負荷がかかかり、別の痛みを発症する恐れがあります。
その為、ちょっとした痛みでもなるべく早い対応が大事になります。
こんな症状でお悩みの方
- スポーツや登山をしていて膝が痛い
- 階段の上り下りが痛い
- 脚の形がX脚・O脚
- 靴底の減り方が左右で違う
脚や膝の痛みが発生する原因とは?
脚やひざが痛む原因には、急なケガのほかにも、これまでの生活習慣や体の動かし方のクセの積み重ねで起こることがあります。特に、脚やひざの痛みは、ふだんの歩き方や姿勢が原因で起こりやすくなります。歩くときの姿勢が悪かったり、正しい歩き方が行えないと、ひざに負担がかかるだけでなく、脚の筋肉のつき方に偏りが出て、骨格に影響が出ることがあります。脚やひざの痛みを予防するためには、日ごろの歩き方や歩くときの姿勢を知って、自分のクセを直していくことが大切になります。
その脚の痛み肉離れかも?
脚の痛みで注意したいのが肉離れです。肉離れは筋肉に強い力がかかることで起こります。具体的には、筋肉が伸ばされている状態で収縮することで、筋肉が損傷したり断裂したりすることで生じます。特に、冬などの寒い時期にウォーミングアップをよく行わずに運動をすると、肉離れを起こすリスクが高くなります。一般的に、肉離れは主にふくらはぎに多くみられ、次いで多いのが太ももです。肉離れが起こると、歩くのが困難になることもあり、応急処置が必要になります。 自分の足の痛みが肉離れかどうか知る方法としては、運動中に「バチン」など筋肉が断裂した音がしたかどうかでも判断できます。肉離れが起こったときは、早めに対応を取ることが大切なので、まずは専門家へ相談することが大切です。当院では、肉離れの再発予防のためのアドバイスも行っております。
加齢とともにひざが痛くなる原因とは?
ひざの関節は全身の体重がかかる部位です。特に、ひざを長年使い続けていると、これまでのひざへの衝撃や使い過ぎによって、負担が蓄積し痛みが現れるようになります。
加齢によってひざの痛みが現れると、外出するのに後ろ向きになってしまう人も少なくありません。特に、高齢者の場合、ひざの痛みによって外へ出かける機会が減ることで、筋力が低下したり、体重が増えたりなどの悪循環を起こしてしまう原因にもなります。
当院では、加齢によるひざの痛みを和らげるための温熱療法や物理療法を行っています。骨格のゆがみからひざの痛みが強くなっている場合は、手技療法によるアプローチも行っています。また、毎日の生活動作の中から、ひざに負担のかからない動き方をアドバイスすることで、症状の悪化予防にもつながります。加齢によるひざの痛みでお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。