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接骨(整骨)・整体・スポーツ障害などの施術を行っています。
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スポーツ障害

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スポーツ障害

その痛み、本当に成長痛ですか?

お子様から脚や膝が痛いと言われた時、思わず「成長痛?」と思われていませんか? 成長痛と聞くと成長に伴い、骨が伸びその際に生じる痛みだと考えている方が多いのですが、実際の原因は解明されていないというのが事実です。

その中で、日ごろから部活動等でスポーツをしているお子様の場合は成長痛とスポーツ障害を見分ける必要があります。 スポーツをしている際に転倒したり、衝突をすることで急激に筋肉や靭帯に負荷がかかり骨折や捻挫をする場合はスポーツ外傷になりますが、特にケガをしたわけでもないのに痛みがある場合は、スポーツ障害を疑う必要があります。

スポーツ障害はある特定の動作を繰り返したり、同じ部位にばかり負担がかかることで筋肉・軟骨・骨・靭帯に炎症が発生し痛みを引き起こします。その為、①日ごろからスポーツをしている②特にケガをした形跡はない場合にお子様から痛みを訴えられた場合は、成長痛だと判断せずにまずは専門家に相談することをおすすめ致します。当院はスポーツ外傷はもちろんスポーツ障害による施術の経験が豊富ですので、お気軽にご相談ください。

あなたの「痛み」への考え方、間違ってはいないでしょうか?

スポーツごとに考えられる主なスポーツ障害

  • サッカー

    サッカー
    (オスグッド病・シーバー病)

    ■オスグッド病
    成長期の子供は骨の成長がとても早いのが特徴です。本来は骨の成長に合わせて筋肉が発達していくのですが、 日ごろからスポーツで筋肉を酷使していると、骨の成長に筋肉の成長が間に合わず、骨から筋肉が剥離してしまう場合があります。 サッカーにおいては、ボールを蹴る動きやフィールドを走り回る動きによって大腿四頭筋という太ももの筋肉への負担が多くなります。この大腿四頭筋は、膝の屈伸運動をする際にも使われているため大腿四頭筋への負担は膝への負担にもつながります。 膝への負担が続くことで、筋肉との剥離が発生し膝蓋骨(膝の皿)がむき出しの状態になり炎症を起こします。症状としては、膝蓋骨の下が盛り上がり痛みを生じます。
    ■シーバー病
    また、サッカーをやっている子供の中には「かかとが痛い」と症状を訴える場合があります。かかとにはアキレス腱や土踏まずの筋膜がくっついており、走る動作などでアキレス腱や土踏まずに負担がかかることで、かかとに炎症が起こります。特に子供の土踏まずは成長途中なので、とても柔らかくダメージを受けやすい状態です。

  • 野球

    野球
    (投球肩・野球肘)

    ■投球肩
    ピッチャーにとって肩のケガは選手生命にも関わる重大な内容です。 投球肩は単純にボールを投げすぎたことによる負担が原因で引き起こされるケガではありません。 誤った投球フォームを続けることで身体に余計な負荷がかかり 筋肉・腱・関節が硬直、炎症を引き起こします。 投球動作は肩だけで行っているわけではなく、体全体を使うため正しいフォームで行わないと、 メインで動かす肩に負担がかかってしまいます。 症状としては、投球動作を行うと痛みを生じるが挙げられます。 ほとんどの場合、日常動作には問題を来さないことが多いです。
    ■野球肘
    肘のケガも野球をする際に注意しなければいけません。 野球肘の場合は、オーバーワークにより発症するケースが多いです。 野球肘は大きく分けて外側と内側の症状に分けられます。 外側に炎症が起こる場合は、過度な投球動作により肘の軟骨が損傷・剥離を起こし 痛みを生じます。内側の場合は靭帯や腱に負荷がかかり炎症し、腕を伸ばしづらいといった 症状が見られます。

  • テニス

    テニス
    (テニス肘)

    ■テニス肘
    ボールをバックハンドで返す際に手首を外側に向けることで、 手首~肘にかけて伸びている手根伸筋(手根伸筋)に負荷がかかることで、 炎症を生じます。またテニス肘という名前がついていますが日常生活でも 起こりえます。ケースとしては、雑巾を絞った時や重いものを持ち上げた時など 手首を捻る動作をする際には注意が必要です。 テニス肘は筋力が弱い子供や高齢者の方が発症することが多く、 予防法としては筋力トレーニングやストレッチが効果的です。

  • バスケバレーボール

    ランニング
    (シンスプリント・腸脛靭帯炎)

    ■シンスプリント 
    長距離のランニングを行った時や、オーバーユースによりふくらはぎの内側にある脛骨に痛みが生じることがあります。実際には脛骨に炎症が生じているのではなく、脛骨の内側についているヒラメ筋に炎症があり、それを脛骨の痛みと勘違いをしていることがあります。その為「疲労骨折だと思い病院でレントゲンを撮ったところ異常がないと診断された」ということで接骨院にいらっしゃる方が多いです。
    ■腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)
    ランニングにより膝に痛みが生じる場合は腸脛靭帯炎の可能性があります。これは腸脛靭帯と大腿骨外顆がオーバーユースにより擦れあうことで炎症、痛みを引き起こします。また、合わないランニングシューズを履いていることで負担がかかり、発症することもあります。軽度の場合は、走るのをやめると痛みが引きますが重度になると日常生活でも痛みがあり、走ることがままならなくなります。その為、重度になる前に相談することをおすすめします。

子どもたちのトレーニングについて

小学生ぐらいの子ども達の年齢を「ゴールデンエイジ」と呼び、この頃に身体がどれくらい様々な動きを行ったかという事が、その後の運動能力の向上に大きく影響していると言われています。

 例えば、「自転車の乗り方」、「泳ぎ方」、「縄跳びの飛び方」などを想像すると分かりやすいと思いますが、一度出来るようになった動きというのは、身体が覚えており、長い時間経っても忘れることはありません。 特に、小学校低学年ぐらいの時期は、脳や神経系が発展途上で、色々な身体の動かし方を経験することで、身体が無意識に色々な動きを覚えていきます。 身体を動かす為の脳の神経回路をどれだけ多く作ることが出来るかということが、後に専門的な動きを覚える際に非常に重要になってくるのです。

そして、小学校高学年ぐらいの時期は、筋肉や骨格の発達も合わさって、もっと高度な動きを習得する準備が出来てくる時期であり、何事も吸収しやすいこの時期に技術を向上させるような練習をすることが最適と言われています。 子ども達のスポーツにプロの専門家のアドバイスを求めるということは日本ではまだ馴染みが薄いことかもしれません。ところが、海外(特にヨーロッパ)では、子ども達にスポーツの指導をする際は、資格を持った者しか従事することが出来ないようになっている場合も見られます。

 一生に一度しかない「ゴールデンエイジ」をどう過ごすかということは、アスリートになる、ならないに関わらず、その子どもの人生にとっても、とても大切なことだと思います。子ども達は痛くなってからしか気づくことはできませんが、ケガは痛くなる前に、予防することもできます。

子どもたちのトレーニングについて

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