院長ブログ2021/05/20
酸素摂取が体に与えるスゴイ役割!!②
運動時のエネルギー源はその運動の『強度』と継続する『時間』によって変化し、それは筋肉に関係しています。
筋肉には3種類、1つは脂肪酸が酸素を使ってエネルギーを生産する『赤筋』、もう1つは酸素を使わず糖質からエネルギーを生み出す『白筋』、そして糖質も脂肪酸も用いることが出来る『ピンク筋』。
マラソンなどの有酸素運動の場合、酸素を取り入れながら行うことで、弱いエネルギーながらも長時間続けることが出来る『赤筋』を使った運動をします。一方で短距離走の無酸素運動では短時間に強いエネルギーを生み出す『白筋』を使います。マラソン選手は上手に酸素を取り入れ赤筋を動かすことで長い時間走ることが出来るようになるのです。しかし、酸素が不足していると白筋を使うようになり、乳酸を発生させます。
つまり『いかに酸素を取り込んで赤筋を動かすか』これが持久力のカギとなります。
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